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筋トレをしても健康になれない理由

「筋トレをしても健康になれない理由」


筋トレをしても健康になれない理由を解説します。

目次
・はじめに
・健康とはなにか
・肉体美と健康について
・筋トレブーム
・筋トレのリスク
・健康寿命と筋トレ
・筋肉量と筋力の矛盾
・力と重さを理解する
・物理学から見る筋トレ
・筋トレをすると怪我が増える
・鍛えた筋肉は全てを使えているわけではない
・筋トレは体を弱くする
・鍛え方を変える
・筋トレで神経力を鍛える
・まとめ
 

 
はじめに

 
最近は、女性の筋トレブームですね。
モデルさんがヒップアップやシェイプアップのトレーニングを
しているインス動画が増え、筋肉女子などムキムキな女性が
テレビでも紹介されています。
 
私も最初はスポーツトレーナーを目指していて、
筋トレをよくしていました。
 
でも、整体を上達させて研究していくうちに筋トレは否定しています。
その理由をを数回に分けて説明していきますね。
 
 
健康とはなにか


健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態にあること(日本WHO協会訳)

一般的な健康とは、身体的に健やかであり、精神的に康らかである状態。
健やかとは、病気をせず、丈夫であること
康らかとは、悩みがない心の状態。


肉体美と健康について


美と健康はセットのように言われていますが
肉体美=見た目の美しさと
健康は、全く関係がありません。

一流のモデルさんは、Instagramなどでトレーニングしていたり
ヨガなど美意識・健康意識が高いように思えます。

でもスタイルの良いモデルさんでも、胃痛や生理痛に悩まされ、
頭痛や足のむくみ冷え性を抱えている人が多くいます。

だから、毎日のケアをしなくてはいけない。
個人的に知っている一流モデルさんも生理痛に悩まされています。


だから、美を求めても健康にはなりません。
健康を求めると美が付いてくるんです。


筋トレブーム


サーキットトレーニングや加圧トレーニングなどGYMに
通っている人、通いたいと思っていいる人が急激に増えました。

筋トレ=男、のイメージがありましたが、
女性も筋トレをする時代になり
筋トレ女子と尻トレ女子なんて言われてますね。

健康よりも美容目的な人が多いかと感じます。
体を鍛えることは悪いとは言いませんが、
イメージしているようには、ならないかもしれません。


筋トレのリスク

筋トレをしている人のなかには

・呼吸が強すぎて肺活量が少ない
・疲れるのが早い
・力を入れることに意識が行き過ぎて
 脱力ができない
・関節の痛みが多い
・筋肉が全体に硬い


整体をしていて、とくに長年トレーニングをしている人に
偏った傾向が見受けられます。

 
健康寿命と筋トレ


筋力トレーニングと見た目の美しさは健康と関係がないのです。
健康寿命をみれば、このことは明白です。

 
2000年以降自治体で健康寿命に取り組む運動が
盛んになって生涯スポーツや筋力維持の健康体操など
さまざまな取り組みがされています。

ですが、2016年のデータをみても
2000年当初の72歳から16年で73際とほとんど変わっていません。

筋トレやスポーツを通して得た、見た目の裸の美しさは、
健康と切り離して考えるべきです。

力が強くなっても、なんら健康とはつながっていないことが
厚生労働省のデータからも分かります。


筋肉量と筋力の矛盾


年を取ると筋力が落ちて、立ち座りがきつい。
長くあるけない。背中が曲がるといった悩みを数多く聞きます。

でも、田舎に行くとむしろ、そんな人よりも細くても
しっかりと立ち座りができ、背中も曲がっていない年配の方はいます。

整体院のお客さんから
「私よりも腕が細い、おばあちゃんの方が力が強い」
という話がありました。

筋肉量があっても力が強いとは限らないのです。
矛盾していますが、これにはカラクリがあります。


力と重さを理解する


力の説明は、物理学をならった人なら分かると思います。
習っていない人は、
整体師が教える、実は重さは存在しない簡単に物を軽くする方法!
を読んでください。

身体には関節がいくつもあり、その連動により
さまざまな動作をすることができます。

関節を多く動員すると力の働く方向を分散させ
力のモーメント(回転)を使うことで
少ない力で物体を動かすことができます。



物理学から見る筋トレ


物理では、重さは重力であり、
テコで重さを減らすことができることを学びます。

力は、足し算と引き算ができることも習います。
 
筋トレをする際には、鍛える筋肉に負担が最大限かかるように
力の足し算を行います。

わざと重くなるように動かすことで、筋肉に負荷がかかり繰り返すことで、
筋力が増やすことが目的です。
簡単にいうと、わざと重く動かすことです。

さらに言い換えると、

負荷のかかる動作は、
効率の悪い動作


なのです。


筋トレをすると怪我が増える

 
最も負荷のかかる動きで筋肉を鍛えるのですから、
当たり前ですが怪我も増えます。
 
筋肉をつけて筋力をあげると、体が頑丈になるイメージがありますね。

でも、筋トレだけをしている人がスポーツを行うと
筋トレをしていない人に比べて
大きな怪我に見舞われることがふえます。
 
 筋肉は負荷を耐えるにはいいのですが、
負荷を避ける訳ではありません。

 
怪我をする機会が増やすことにつながっているんです。
 
ボディビルダーは、スポーツができません。
総合的な運動能力は低くなります。特に肉離れが多いです。
 
筋肉を鍛えると、関節にかかる負担も増えますから
関節面や靭帯は鍛えることができないため、使いすぎると必ず痛めます。
 
回復にために安静が必要となります。
 
昭和のプロ野球では、ピッチャーが連投をしても肩を壊さなかったのは
今ほど筋トレをしていなかったからです。


増えた筋肉は全てを使えているわけではない


単関節または2関節で鍛えた筋肉は、鍛えた動作でのみ有効的に
活用することができます。ですからスポーツ動作や
生活動作のような複雑な全身運動では有効活用できていません。
 
筋トレをしてスキルが上がった場合、筋肉が増強されたことよりも
神経伝達の促通による効果と見て良いでしょう。

目的の動作が筋トレと全く同じ条件で同じ動作でない限り、
筋トレで増えた筋繊維は、すべてを使えません。
 
筋肉の無駄つけと言っても言い過ぎではありません。

筋肉を維持するために、継続した負荷が必要になり
栄養やエネルギー消費も増えます。

省エネではなく、浪エネでしょうか。
 

筋トレは体を弱くする


もっと楽に動かすことができるのに、
最も効果の悪い動きで、きつい動作を練習しているに過ぎません。
 
効率の悪い動きを筋力をつけて補強し、
負荷に耐えられる身体を作ることが筋トレなのです。
 
だから、筋肉に動きを頼りすぎると筋肉が落ちればおのずと、
動作は弱くなるのです。

健康寿命から見ても72歳前後が筋力維持の限界値であることが
容易に予想できます。

立ち座りがつらくなるのは、筋力に頼っているからです。
筋力に頼らない効率のよい動きをしている人は、年齢を感じさせない
強さがあります。



鍛え方を変える


筋力が弱い人ほど軽やかな動きになる
筋力が弱いと目的の動きを遂行しようとしても
力が出ないために起こる現象があります。
 
全身参加型動作(多関節運動)
 
例えば、筋トレで上腕二頭筋を鍛えるときは
肘を固定して前腕のみを動かします。
なぜ固定のかは、より上腕二頭筋に負担をかけるためです。

この逆の発想をします。
同じ重さのものを肘を曲げて持ち上げるようと
して、上腕二頭筋に最大限負荷をかけないように
持ち上げることが、全身参加型動作になります。

重さに潜り込むように肘を下げ、自身の体を
下げながら最終的に足や体幹を使っても持ち上げるのです。
 
連動動作と言って、各関節や筋肉に負荷を分散させる
効果があります。

簡単なイメージですが、
単関節・単筋肉の動作では、重さが10㎏の物は、
持ち上げる際に垂直に持ち上げれば
10㎏の負荷がかかります。
 
ですが、3関節・複数筋肉の動作で持ち上げれば
 
歯車の理論と手この原理が複数働き
各筋肉にかかる負荷は減ります。
 
一か所にかかる重さは10㎏以下となります。
 
筋力が弱いからこそで体全体を使って動くことが
出来るようになります。
 
無駄に筋力があると効率よく
できているつもりでも
 
筋力に頼ってできてしまうので
この感覚を習得するのに時間がかかります。

筋トレをして注意されるのが、
「その動きだと筋肉に負荷がかからないからダメだ」
です。

ですが、注意されたその動きこそ効率が良いわけで、
さらにその動きを楽に動かすようにすると
複合動作により神経が活性化します。


筋トレで神経力を鍛える



多関節運動や全身参加型動作は、神経を複雑に使うことになり
神経力を鍛えることができます。

神経力が衰えると
不活神経が増え、動かない筋肉が増えます。
筋肉が動かないということは、関節が動かないことと一緒です。

筋トレや筋肉に頼り過ぎた動きは、体の連動を無効かさせ
将来的に負担を増やすことになります。

負担を最大限に減らす工夫は、知恵です。
知恵は、脳を使うことです。
脳は神経の塊です。

神経力を鍛えることで脳の活性化も起こり、
身体の衰えを抑えることができるのです。


まとめ



健康を目的にしている人は、やみ雲に筋力をつければ良いと考えず、
筋トレではなく、神トレとしてトレーニングを行うことが大切です。

神経力とは、感覚のことです。
その感覚を研ぎ澄まし、得た感覚のことをコツと言い、
骨を掴んだと言います。

立ち座りにもコツがあり、なにをするにもコツがあります。
コツを掴むようにトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。


 

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